久々に金星を撮ってみた

今日はゆっくり下り坂の予報。

でも午前中まではわりと青空が広がっていました。

スタパ周辺の畑では今年2回目の作付けが完了しています。
(これはグリーンリーフかな?)

トンボは俄然赤いのが目に着くようになっています。

さて今日は午前中の晴れ間を活かして久々に金星の撮影をしました。

金星は内惑星であるため太陽から大きく離れないので、太陽が地平線下にいるときに撮影しようとすると、どうしても地平線に近い状態で撮影しなければなりません。

惑星を拡大して撮影する場合は地平線に近いと大気の流れの影響を大きく受けて揺らぎが大きくなるので、できるだけ高度が高い南中前後を狙った方が綺麗に写りやすいです。

太陽から大きく離れない金星が南中する頃には当然昼間で、太陽が高く上がっています。

でも金星はとても明るいので昼間でも全く問題無く(望遠鏡を使うと)見ることができ、撮影もできます。

そんなわけで今日は昼間に金星の撮影をしました。

ドームの窓を金星は見えるけれど、できるだけ日光が望遠鏡に当たらないような方向に向けて、なおかつ普段は用いないフード(遮光筒)を筒先に付けて撮影します。

余計な太陽による光や熱を望遠鏡に当てないためです。

撮影した結果がこちら

かなり丸っこくて小さいですが、ドンドン太陽の向こう側に回り込みつつあるためです。

ちなみに6月4日(西方最大離角の頃)に撮影した写真をのせておきます。

大きさと形状の違いがよく判ると思います。

昼間にできる観測なのでわりと気楽に楽しめます。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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