今日は工作を少し

今日はまた青空が戻ってきました。

冷たい風が強くて冬に逆戻りといった感じです。

さて今日は工作を少し・・・

といっても穴開け作業とねじ切り(4箇所)がメイン。

写真の黒い部品(アリガタ金具)に4箇所穴を開けて1/4Wのネジ切り作業をしました。
(写真の銀色に光る部分)

でもって、この部品と組合わせるのがこちら、

先日メーカ修理から帰ってきたタカハシのFC65です。

この鏡筒、汎用の架台に載せるための鏡筒バンドが付属していないので、元々装着されているアクセサリーバンドに汎用のL字金物を取り付けています。
(素直にメーカーから鏡筒バンドを購入することも可能なのですが・・・)

このL字金物に上のアリガタ金具を取り付けることによりビクセン規格のアリミゾを有する架台への取付が可能になり、様々な架台でFC65を使えるようになります。
(写真はビクセン製ポルタ経緯台に装着したところです。)

これまで自動用モータのない専用架台(タカハシ キャンサー型赤道儀)でしか使用できなかったのですが、汎用性が高まるので様々な観測に使えるようになります。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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今日は工作を少し への1件のコメント

  1. 小澤利晴 のコメント:

    オーナーさま、素晴らしい工夫ですね。

    このメーカーのもの、今でもそうですが、鏡筒OTAと言えば本当にOTAそのものと言った物が多いです。バンドも別売り、プレートも新たに求めなくてはならない、ファインダーもオプションの機種あり、全部揃えるとどうしても値段が高くなるんですね。そのような場合、このオーナーさまのような工夫をこらして使うことは必要不可欠になると思います。

    もっとも、ミューロンなど、そのままビクセン規格のアリガタに取り付けられ、ファインダーも装備されているものもあるにはありますが。これはカセ系ですし、シュミカセのライバル的位置付けと、考えても良いのかもしれません。

    海外製品、特に中国製でも最近ではバンド、ファインダーオプションの鏡筒がありますが、値段は概ね安価です。中国製のものとタカハシのものの比較云々はユーザー層も違えば製作コンセプトも違うので簡単にできるものではないですが、タカハシさんと言うメーカーは良い意味で国産の雄としてのプライドが随所に見られるメーカーであり、それが時としてやや頑固さとして映ることもあるのかなと思います。

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