ニューフェイス 主鏡清掃と光軸調整

今日は良い天気。

今日はニューフェイス(R-150S)のメンテナンス。

入手時からわかっていたことですが、主鏡がだいぶ汚れているので清掃することにしました。

まずは引きネジ3本を外し、主鏡をセルごと取り外します。

だいぶホコリが積もっているので主鏡をセルから取り外し流水で流します。

この後、食器用洗剤を掛け、素手(指先)でソーッと鏡面をこすります。(少し心配でしたがキズは付きませんでした。)

充分に濯いでから仕上げに精製水(コンタクトレンズ用でOK)をたっぷり掛けてから立てかけて乾燥させます。

精製水を掛けないと水滴の後が白く残りますが、精製水の水滴は跡形もなく蒸発してくれます。

清掃前と後の比較です。

20年くらい前の製品なので鏡面の曇りは残っていますがだいぶさっぱりしました。

セルを鏡筒に戻して光軸調整です。

まずはレーザーコリメーターで主鏡の中心にレーザーが当たるように斜鏡を調整します。

次に主鏡を調整してコリメーターの中央にレーザーが戻るようにします。

概略はこれでOKですが、最終的には星像を見ながらの調整が必要ですが低倍率メインであればこのままでも充分だと思います。

メンテナンスの完了したR-150Sで月を撮りました。

精神的レベルですが、少しシャキッと写ったような気がします。

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