今日もドン曇り、ときおりパラパラの梅雨空。
満月が近く、夜は曇り空でもライトがいらないほど明るくて散歩が
できます。
ということで(?)今日も星の写真で気を晴らしましょう。
初夏のアーチが西の空に傾く頃(今時分では22時頃)、東の空では
夏の大三角が姿を現します。
七夕星である織姫(こと座ベガ)、彦星(わし座アルタイル)と
はくちょう座デネブのトリオです。
ベガとアルタイルの間には天の川が流れているのが分かります。
デネブのあたりをクローズアップすると・・・
天の川がまさに星の集団であるということが分かってきます。
また天の川の中には星だけでなくガスの塊(星雲)もたくさんあって赤く
光っていたり(散光星雲)、星の光を遮る黒い塊(暗黒星雲)に見えたり
しています。
デネブの右下には北アメリカ星雲と呼ばれる北アメリカ大陸に似た
形の星雲があるのが分かります。
有名な星雲ですが、大きすぎてよほど低倍率の望遠鏡でないと見えない
対象です。