STYLUS1で撮る

今日はトロリと春霞の掛かった天候。

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日射があるような無いような微妙な天候でした。

さて今日は昨日ファームアップしたSTYLUS1でいろいろ撮って見ました。

まずは小さいAFターゲットが選べるメリットとして、接写時の
フォーカスが格段にピタリと決まるようになりました。

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写真では中央の芽の部分を等倍切り出して左上に貼り付けてあります。

従来だとこういう小さな対象にはなかなかピントが合ってくれず、
後ろの地面にフォーカスしてしまうことが多くてイライラすること
が多かったのですが、今日は一発で決めてくれました。

ただしAFターゲットが小さくなった分、対象が風で揺れていると
外さないようにするのが難しいときもありました。

次にステップズームとズーム倍率の35mm判換算表示ですが、
フィルムカメラで育ったおじさんにはとてもありがたい配慮です。

ファインダーの中でズーム倍率が表示されても、頭の中でえーっと
○○倍だから××mmくらいの画角かぁ・・などとだいたいの計算しか
思い浮かばなかったのですが、ズームレバーのスナップごとに35mm
判で馴染みの深い切りのよい焦点距離(例えば35mmとか135mmとか)を
表示してくれるので、とても使いやすくなったような気がします。

ズームレンズが当たり前になってしまうと、焦点距離なんかまるで
関係なくて、自分が思うようにフレームを切り取れば良いという
感じになってしまいます。

単焦点レンズを取り替えながら使うときには、予め被写体との位置
関係からどういう画角出切り取るか、ピントの合う範囲や背景ボケ
の具合なども計算に入れて使うレンズを決めるという作業が必要に
なります。

ズームレンズを使っていても、ああこの風景は50mmで撮りたいとか
ポートレートは85mmで撮りたいと考えて、予め焦点距離を設定して
から撮るということも結構あるのです。

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そういうわけで元々こういった逆光の望遠接写もお手のものの
STYLUS1が一層使いやすくなって、この先春の芽生えの時期
にはだいぶ出番が増えそうです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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