北斗七星と小北斗

今日の昼間は曇り。

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スッキリしない一日でしたが、夜になって晴れてくれました。

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少し薄雲があって寝ぼけた感じの空でしたが、満月を明日に控えた
丸い月が明るく大地を照らしていました。

昨日お話しした昼間スッキリしないと夜晴れるというジンクスが
あたりました。

さてこの時期天の川がだんだん昇ってきて、南の空に目が行きがち
ですが、北側の空では小北斗(こぐま座)が高い位置に昇り、北斗七星と
ペアで見頃になっています。

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写真はこの時期としては少し遅い時刻(深夜過ぎ)の天の川が見頃に
なる頃のもので、北斗七星がだいぶ下のほうに回り込んでいます。

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こぐま座を形作る7つの小さな柄杓型の星の並びは小北斗と呼ばれ
ます。

こぐま座はおおぐま座とセットで春の星座に含められることが多い
ですが、一年中位置のほとんど変わらない北極星以外の星が一番高く
昇るのは7月の宵の口なので厳密には夏の星座に含めるのが正解です。

もっとも、こぐま座の星は全て一年中沈まない周極星なので、あまり
季節にこだわる必要もないのかも知れません。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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