今日も八ヶ岳ブルーな一日。
さて昨晩は(昨日も書きましたが)とても良い天気で、ゲストが無く
翌日の今日もお休みの状態だったので、明け方まで天体写真を撮り
ました。
上は一昨日の写真と似たような構図ですが、一昨日は撮影時刻が
少し遅く、天の川が西に偏った形のでしたが、昨晩は天文ドームから
噴水のように飛び出す感じに撮ってみました。
さて昨晩のもう一つの目的は8月の星まつりで購入した天体写真
撮影支援ソフト「ステラショット」の実戦初投入でした。
パソコンにインストールしたものの天候が良くなかったり、忙し
かったりで実際に使うことができずにいました。
でもいざ使い始めようとしたら、あると思っていた望遠鏡とPCを
繋ぐケーブルが見当たりません。
これではステラショット本来の使い方ができないのですが、カメラの
制御のほうは問題なくできそうだったので、とりあえずそちらを
試して観ました。
上はアンドロメダ銀河(M31)。
40cm望遠鏡に0.67×レデューサを組合わせていますがそれでも大き
すぎて中心部分しか写りません。
こちらはちょうこくしつ座のNGC253。
系外銀河のなかでは(M31は別格として)かなり大きな天体です。
ただ南に低いので観測できる機会はかなり少なく、昨日はその貴重な
日だったと言えます。
ただ昨晩は気流がものすごく乱れていて、M31の写真もそうですが
星がぽってりした感じに写ってしまいました。
(もともとシュミカセの像はとても甘くてぽってり写りがちなのですが
昨夜はそれ以上でした。)
月灯りが邪魔になり始める2時過ぎまでテスト(=練習)ということも
あり10天体くらいをあれこれ撮影したのですが、ほとんどボツ
写真となりそうです。
この秋は明け方の東天に金星・火星・木星が集結していて、かなり
豪華なのですが、昨日・今日・明日はこれに月が加わりさらに豪華な
眺めです。
徹夜覚悟だったのはこの写真が撮りたかったからでした。
これを撮影した後、月の撮影もしました。
いつもの遊星号(D50mm/f1200mm)ですが、さすがの5cmでもピントが
合わせられないほど気流が乱れていて、寝ぼけた画像しか得られ
ませんでした。
試しに金星も撮って見たのですが・・・
撮るもの撮るものみんな別の形に写って何を撮っているのか判らない
ほどの気流でした。
それでもいろいろ撮って、いろいろ試して楽しく、充実した夜でした。
片付けして、風呂に入って、床についたのは午前6時のことでした・・・