今日の未明、北海道では土星が月に隠される土星食が見られるという予報がありました。それより南では月のすぐ近くを土星が通るので、100倍くらいの倍率でも同じ視野内に月と土星のツーショットを見ることができるわけです。こういった現象は数年に一度見られるかどうかといった珍しいものですので、早起きして見ることにしました。
しかし・・・
昨晩は良く晴れていたので油断していたのですが、午前4時(最接近の30分前)に起きると4~5センチの積雪があって、すぐにドームが開けられない・・・。しかも月は薄雲の中、雪もまだ断続的にパラついている状況で天文台の望遠鏡を使っての観察は断念せざるを得ない。
週末でお客様もいらして「とても珍しい現象なので一緒に見ましょう!」などと偉そうなことを言ってしまったので、せっかく早起きしてくださったお客様には申し訳ないことをしてしまいました。
それでも気が収まらないですし、せっかく早起きしたのに何も残らないのは癪に障ります。なんとか証拠写真だけでもと思って、はじめに一眼デジカメ(キスデジ)に300mmまでのズームレンズを付けて写したのですが、薄雲の中で月光が強く拡散しているために、土星がほとんどわかりません。慌てて、濡れても壊れても良い望遠鏡を引っ張り出して撮影したのがこの写真です。(2007.01.07 4h54m)
お見せするのもお恥ずかしい、ひどい写真ですが、使ったのが二線級の望遠鏡(D=80mm,F=400mmアクロマート)であること。
もたもたしていると月から土星が離れていってしまうので、時間との勝負とも言えるなか、拡大用のアイピースをデジカメごと雪の中に落としてしまい、レンズに雪(水滴)がついたままの状態で写したものであること。
というのがいいわけです。
いろいろな状況を想定して準備をしておくべきだったのかもしれませんが、天文台でのお気楽観察に慣れてしまって、完全に油断したというのが原因ですね・・・反省・・・
今日は朝までは薄雲の中の雪だったのですが、その後激しい雪になって、かなりまとまった雪になりました。昨日の雪のち雨で硬くなった積雪の上に上乗せして全部で25cmくらい積もってしまいました。
このままほっておくと車路やデッキが面倒なことになりそうなので、夕方から今シーズン初の除雪作業をしました。ふわっと積もった雪の下に、硬く半分凍った雪があって、鈍った身体にはかなりきつい作業でした。子供たちにも手伝ってもらって何とか日暮れまでには終わることができました。
寝不足と重労働でフラフラな一日でした。あ~シンド・・・

