大泉民話巡り -その6-

 ここのところ気温もあまり上がらず、数日前に降った雪も道路にはほとんどなくなってきましたが、日陰や畑などのものはなかなか解けません。もうしばらく雪景色が楽しめそうです。

今日は役場に行ったついでに大湧水の見学を申し込んで、午後に行ってきました。
大湧水には次のような伝説が残されています。

大泉(大湧水)
  八ヶ岳の麓、谷戸村に清吉じいさんという狩人が住んでいた。ある日いつものように狩に出たが一頭の獲物も眼に止まらなかった。じいさんは無言のまま岩角へ腰をおろし浮かぬ顔でたばこをすっていた。すると二、三歩先の藪の中に、大きな白蛇がランランと目を光らしてこちらを見ていた。熊にも狼にも驚かぬ清吉じいさんも、ギョッとしてすぐに傍らの鉄砲をとって、白蛇の頭部にねらいを定めた。しかし、どうしたことかじいさんの慣れ切った手もたちまちかたくなって、引金を引くことができない。そのうちに白蛇は、こちらへやってきて銃身に的割りついた。じいさんは、鉄砲を投げだして逃げようともがいたが、身動きもできず、そのまま気が遠くなった。やがて、夜露にぬれ正気に戻ったじいさんは、飛ぶようにして家に帰り、ことの次第を話した。村人は清吉じいさんの話を聞いて、じいさんとともに、そこへ行ってみた。すると、そこにはきれいな水がボクリボクリと噴出していた。村びとはこの奇跡を神様のお恵みと思い、白蛇の化身として厚く信仰した。

大湧水は地元では「泉さん」と呼ばれ、大泉の地名の由来となっています。現在は水産大学の構内になっていますので、勝手に入ることができません。大学での淡水魚の研究用の水源として、また農業用水として利用されるためでしょうか、水の出口や水路にはフェンスがあって、あまり風情がありません。また、見学には事前に役場に申し込みが必要なわけです。
個人的には以前ご紹介した八衛門出口湧水のほうが雰囲気があって良いように思いますし、役場に申請してまで見に行くほどのものでもないかな・・・? という気がしました。(あくまでも私見です。)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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