猪を食す

昨晩は何とか天候が保ったものの、朝からはどんどん下り坂。

今夜はふたご座流星群の極大日だというのに残念なことに暖かな雨が降っています。

まあほぼ満月の状態なので晴れていてもあまり見る気にはならないのですが、ふたご群の夜に絶望的な雨が降るというのも珍しいです。

ところで今日はペンション仲間のお誘いで、猪肉の試食会に参加してきました。

猪や鹿などいわゆるジビエ料理は精神的にNGという方も多いのですが、個人的には全くこだわりがありません。

ジビエ肉には当たり外れがあるようですが、若めの個体を適切に処理して精肉してあれば外れのことは少ないようです。

ペンション仲間のやることですから、いろいろな調理法で猪を頂きました。

まずは赤ワイン煮

お次は超低温調理のロースト猪。

どちらもとても柔らかく、臭みもなく「豚です」といわれても分からない(イヤ、豚より確実に美味しいのですが)くらいでした。

そして猪汁。

猪の脂が素晴らしい出汁になって、凄い旨みです。

肉の方はやや堅いと感じるほど噛み応えがあるのに、噛んでいると口の中で溶けて行く感じで、これまた臭みがなくて美味しかったです。

最後は焼き肉。

炭火焼きで頂きました。

炭火で焼くことにより適度に脂が落ちて、全くしつこさのない味。

こちらも噛み応えはありますが、噛んでいると口の中で溶けて行きます。

炭火焼きが一番猪を喰っているという感じがしました。

以前に鹿を食した時のも感じたのですが、肉を採るためだけに育てられた牛や豚の肉とは明らかに違う食感で、これが本来の肉の味なんだろうなと私の中の遺伝子が思い出しているような感じがします。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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