天候はゆっくり下り坂のようで、曇り空のスタパです。
平地よりだいぶ涼しくて、散歩をしていても快適です。
5月も今日で終わりですが、平地では麦秋と呼ばれる麦の刈り取りシーズンですね。
スタパ周辺の麦はまだ青くて刈り取りはもう少し先ですが、穂がすっかり成長して穂からはツンツンしたトゲが伸びています。
春の星座である「おとめ座」は農耕の女神「デーメテール」で、その主星である1等星「スピカ」は女神が持つ麦の穂の先に輝く星で、「麦の穂」という意味だそうす。
スピカにはトゲトゲしたものという意味もあり「スパイク」の語源にもなっているそうです。
ところで日本では同じ春の星座にある1等星、うしかい座のアルクトゥールスを「麦星」と呼んでいました。
やはり麦の刈り入れの頃空高く輝くのでこの名前が付いたのだそうです。
星に季節感を取り入れるということは、洋の東西を問わず古人(いにしえびと)達はきっと現代人よりも星を身近に感じて生活していたのでしょうね。