都会に住んでいるとピンと来ないかも知れませんが、この地に住んでいると
身の回りにいる虫で季節感が味わえるようになります。
都会に住んでいるかたの中には、ごく小さな虫がいても我慢ができない人が
いると思うのですが、ここはもともと虫たちの住みかに、家を建てて住まわせて
もらっているようなものですので、あまり文句を言うのは筋違いというものと
割り切るしかありません。
まあ、不快に感じる虫たちは別として、蝶やトンボが飛んでいるのを楽しみ
ながら観察してあげるのも田舎住まいの醍醐味です。
今年は昨日あたりからトンボが飛ぶのを観察しました。
夜になって、今日も天気が悪そうなので、お客様と蛍鑑賞に出かけました。
![100721hotaru](https://star-party.jp/wp/wp-content/uploads/2010/07/100721hotaru-400x318.jpg)
写真右よりの黄緑色の光点が蛍です。
先日よりもたくさんの蛍に出逢うことができ、喜んで頂けました。
でもやはり出かける時刻が少し遅いのか、あまり元気に飛んでいるやつに
出逢えなくてちょっと残念でした。
知り合いに、栃木の田舎に住んでいるくせに虫が全くダメな女の子がいます。
旦那の方は星好きで楓林舎に行きたいと言っているのですが、奥さんが「部屋に虫が入ってくるようなところは絶対ダメ!!」だそうです。
ペンションの案内にも「部屋や浴室に虫が入ってくることがあります」と書かないといけない時代なのかもしれません。実際、そういう注意書きを出しているホテルを知っています。
楓林舎の浴室には、カメムシとカマドウマがいるのはごく普通なのですが、スタパは ?
Nabさま
私は常々思うのですが・・
人間も虫も小さな小さな地球上に生きる仲間で、食物連鎖という絶妙なバランスの中で共生しているシステムの一部だと思います。
虫を否定するということは人間(=自分)の存在そのものを否定することに他ならないと思うのです。
そういうことに気づいていない(理解しようとしない)人間が多すぎるというのは、人類の種としての危機を感じてしまいます。
スタパは幸いなことに臭いカメムシは少ないですが、晩秋にカマドウマの来襲を受けます(>_<)。