お盆を過ぎてスタパ周辺では目に浸みるような青空が広がるようになってきました。
ススキの穂が目立つようになってきました。
さて地球のお隣の惑星「火星」では6月中旬に大規模なダストストーム(砂嵐)が発生し、一時期は火星面上の模様がほとんど見えない状態が続いていたのですが、嵐の発生から2ヶ月が経過してようやく落ち着いて来たようです。
1週間くらい前から眼視観測でも白く輝く極冠がよくわかるようになり、表面模様もなんとなく見えるようになってきました。
最接近の7月31日からは少し遠ざかってしまいましたが、まだまだ見頃が続いていますし、日没後の早い時刻にわりと高く昇って来ていて観察しやすくなった来たので、今年の火星はこれからが本番といって良いでしょう。
火星を撮ったついでというわけではないですが土星も撮りました。
土星もまだ見頃ですが、南に低い位置にあるので沈むのが早くなってきました。
もちろん月もついでに(?)撮りました。
暗い星を見るのはそろそろ辛い月齢になっていますが、このくらいの月齢の月は望遠鏡で見ると思わず見とれてしまうほど美しいです。
火星の良いところは明るいところですね。倍率を思い切って上げられます。
20cm超で見るのもいいですが、5〜6cmの屈折でも結像性の良いものを使えば思い切って過剰倍率で見ても、シーイングに恵まれれば結構黒い部分が見えます。
1971年の大接近の時は一般的なアマチュアのほとんどが6cm屈折で見てたことを思い出します。
大黄雲が晴れてきて良かったです。