今日も良い天気。
夜は月がきれいでした。
さて今日はちょこっと工作。
天体望遠鏡をいろいろな使い方で活用するときに、鏡筒と課題の接合やカメラ三脚系の部品との接合に1/4インチネジのねじ穴を用意できるといろいろ便利なことが多いです。
(いわゆるカメラネジで厳密には1/4インチネジとは異なるようですが、事実上不都合は生じません。)
現在の主流はISO規格のミリネジで、望遠鏡には6mmや8mmのネジが使われることが多くなっていますが、カメラネジに限っては今でも1/4インチと3/8インチが主流です。
というわけで今日は1/4インチねじを切った部品をたくさん作りました。
まずは下穴として5.2mmのドリルで穴を開けます。
ねじ切り用のタップ(1/4インチ)でネジを切ります。
適宜機械油を差すことと、1/2~1回転したら1/2回転逆転させることに注意すれば予想外に簡単にねじ穴が完成します。
今日作った部品の一つがこれ。
カメラ三脚にアリガタ金具の着いた小型望遠鏡を簡単に取り付けるためのアリミゾ金具です。
もう一つがこれ
60mmクラスの鏡筒をカメラ三脚に取り付けるための金具です。(鏡筒バンドと三脚雲台を繋ぐアルミプレートです。)
ねじ切りの作業は金属加工で部品を作るときにとても役に立つスキルです。
垂直な穴開けが可能なドリルスタンドと下穴用のドリル、タップがあればとても簡単にできます。
望遠鏡の修理・改造にはぜひ身に着けたいスキルと言えます。