不真面目に天体写真

今日も良い天気。

八ヶ岳も富士山もきれいでした。

この冬の八ヶ岳は雪がかなり少なめです。

今夜も月がきれいでした。

だいぶ明るくなって来て星を見るのには少し明るすぎる感じになってきました。

ところで最近都会でもなかなか凄い天体写真を撮られる方が多くなってきました。

都会の明るい空でも空が白かぶりしないレベルの(短時間露光の)写真をたくさん撮って、画像処理で加算合成させる方法や、光害成分の光をカットするフィルターと組合わせるなど、テクニックを駆使するとかなりきれいな天体写真が撮れるようです。

短時間露光の天体写真をたくさん撮るというのは赤道儀セッティングがかなりいい加減でも、追尾精度が低くても大丈夫なので(画像処理を頑張れば)わりと簡単に良い写真が撮れそうです。

こちらは今日のオリオン座小三つ星付近です。(上の月がある状態です。)

撮影データは
タカハシFC65直焦点(D=65mm,f=500mm)、OLYMPUS OM-D E-M10
ISO12800,6sec 明るさコントラスト調整、一部トリミング後サイズ変更
赤道儀:ビクセンスペースボーイ 電動追尾

5秒という超お手軽、不真面目な撮影手法です。

赤道儀は安物、カメラも4年以上前の(先日故障したとお話しした)壊れたミラーレスで、ISOもかなり無理をした設定ですので、拡大するとボロボロなのが判ります。

でもって、これを約80カット連写してダークを引いて(ダークノイズ補正)から加算合成し、明るさコントラスト調、デジタル現像したのがこちら

空が暗いときに長秒露光(1分以上)かけて、8枚くらい合成したものとそれほど遜色ない感じです。

不真面目な私向きな撮影方式かも知れません。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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