9月に入って天候が安定してきました。
昼間はまだ暑いですが、夜になると外で半袖では冷え切ってしまいます。
空気が澄んで山がよく見えます。
写真では分かりにくいですが、山(右の峰が八ヶ岳の主峰赤岳です)の山頂付近
まで緑に覆われているのが肉眼ではよくわかります。
空気が澄んでいると夕空もきれいで、刻一刻と変わって行く空の色の変化を
感動的に楽しむ事ができます。
さて今日のお題「木星」ですが、いよいよ観測の絶好期を迎えました。
夕空の東天に登り一晩中観測ができます。
8月8日にもお知らせしたように、今年の木星はSEB(南赤道縞)と呼ばれる
木星面上で最も顕著な2本の縞のうちの1本が淡化しています。
この様子はラプトルなどの小さな望遠鏡でも充分観察可能で、10年~20年
に一度くらいの珍しい状況なので、ぜひ観察して頂けると良いです。