今日はやや雲の多い天候。
昼間はときおり青空が広がり、夕方には何とか月が見えていたのですが、その後曇ってしまいました。
さて昨晩は良く晴れていたのでおひつじ座で衝を迎えた天王星と、宵の口にみずがめ座で見頃となっている海王星を撮り較べてみました。
どちらも太陽系の一番外側の惑星なのでとても遠くて、地球から見た見かけの大きさはとても小さいです。
天王星の視直径は3.7″(1″は3600分の1°)、海王星は2.4″程ですので小さな望遠鏡では点としてしか見ることができません。
スタパの40cm望遠鏡で見ると何とか点ではなくて、何とか面積を感じられるように見えてきます。
感覚的には1メートル先の仁丹(じんたん)みたいな感じです。
色はどちらもやや青白い感じに見えますが、上の写真でも何となく青白い色がわかると思います。
海王星は気流の関係で丸く写っておらず、やや像が乱れていますが、それでも天王星との見かけの大きさの違いがわかると思います。
昨年の皆既月食でやっと天王星を確認することができました。水星は何度かあります。海王星はもう無理だなと思っています。
内田さま
太陽系の惑星を全部コンプリートするのは意外に難しいですね。
最近は自動導入の精度が高い機種がわりと安価に入手できるようになったので、わりとハードルが下がってはいると思います。
ただ、天王星や海王星はある程度口径がないと導入できてもそれが本当にそれなのか分からないこともあるかも知れませんね・・・