今日は曇りのち晴れ。
一昨日までは雨の予報でしたが、大きく外れて夜は満天の星空が見られました。
気温はそれほど低くなく、風も穏やかで最高の条件の下、イベントの時刻には冬のダイヤモンドが見頃で、その中を横切る冬の天の川もうっすら見えてゲストの皆さんは大満足だったようです。
さて昨日紹介したAZ-EQ AVANT、今日はセレストロンC5(D=125mm、f=1250mm)を載せたセットを山頂に持ち上げました。
写真の下側やや左寄りに写っているのがそれです。
実は先週も笠井製Pico8(D=80mm、f=800mm)を載せたセットで山頂に行ったのですが、もう少し大きくて重くても余裕だったので、今夜はC5を持ち上げたのです。
46倍で見るオリオン大星雲はなかなかの見応えで、歓声を上げるゲストも多かったです。
極軸はだいたい北極星方向といった置き方でしたが、30分くらいの間に2回ほど少し赤緯微動を動かす程度で追尾してくれました。
「口径125mmの赤道儀式望遠鏡」というと普通はかなり身構えるほどのボリュームになるのですが、セレストロンC5とAZ-EQ AVANTの組み合わせはかなりハードルが低いです。
AZ-EQ AVANTは見た目よりは安定度が高く、モータードライブ付であれば落ち着いて観察することができますので、出前観察会などには必要充分な性能だと思います。