今日は晴れのち曇り。
昼間はよい天候でしたが、夕方から雲が広がり夜にはスッカリ曇ってしまいました。
さて昨晩は綺麗に星が見えていたので(上のような)星景写真を撮っていたのですが、天文ドームの中でも40cm望遠鏡にカメラを取り付けてこんな写真も撮っていました。
ふたご座にあるNGC2392というナンバーがついた惑星状星雲です。
この天体、冬にみえる惑星状星雲としては、明るくて、天頂近くを通るので、わりと見て頂きやすいのと、通称エスキモー星雲と呼ばれていて話題にしやすいので、スタパの観察会では定番の天体になっています。
上の写真をトリミングして上下反転したのがこちら。
フワフワのフードを被って、鼻をピカピカに光らせたエスキモーのおじさんの顔に見えてきませんか?
スタパの望遠鏡を覗いても肉眼ではフードの部分が見えて来ないので「エスキモー」には見えないのですが、青白いボヤッとした塊が見えます。
寿命を迎えた恒星の姿だと思うと少し不思議な気分になります。
新星空の友のものです。
40cm望遠鏡によるエスキモー星雲の写真、迫力がありますね。
早速、大望遠鏡による写真を載せて頂きまして、ありがとうございます。
星景写真とは違って、これぞ天体写真という写真です。天文の原点になる写真だと思います。
今後も「天体写真」と「星景写真」をうまく織り交ぜて掲載して頂きますと、うれしいです。スタパオーナー様のブログを拝読する楽しみがまた増えました。
これからも大型望遠鏡による「天体写真」をどしどし掲載して頂きますよう宜しくお願いします。(私のε-130D望遠鏡ではとても迫力ある写真は撮影でませんから)
starskys2さま
ありがとうございます。
先日starskys2さまより頂いたコメントで、少しやる気を出してみました。
スタパのLX-200_40はとてもじゃじゃ馬で、あまり天体写真向けではないのですが、対象によってはそれなりに写るものもあるかと考え、試しに撮ってみたのがこのエスキモー星雲です。
40cm、f4000mmの直接焦点だとシーイングの影響をかなり受け、気流の悪い日には星像がボケすぎて綺麗な画像が得られなくなります。
そんなわけでコンスタントに写すことは出来ないかもしれないので、気長にお付き合い頂ければと思います。