今日もジャンクで

今日は終日良い天気。

やや春霞のような感じでしたが、夕刻には金星が驚くほど高く輝き、夜も良く晴れました。

さてここのところ暇に任せてジャンクいじりの時間が多くなっています。

こちらはビクセンがポルタ式経緯台を発売する前の経緯台「カスタム式経緯台」です。

設計が古いので上下・水平ともタンジェントスクリュー式と呼ばれる部分微動式で、ネジはむき出しになっています。

また鏡筒の取付方法が独特で、他社互換が全く考えられていないので、このままではかなり使いづらいです。

さらに上下方向の動きはフリーストップ式ですが、ポルタのように片持ちホーク式でないので鏡筒が天頂方向に近くなると回転モーメントが大きくなるので、あまり重い鏡筒は載せる事ができません。

そのためかも知れませんが、上下摺動のフリクションがやや固めです。

とはいえミニスコ用のお手軽架台と割り切って使うなら、わりとコンパクトで楽しい使い方があるのではないかと妄想を膨らませて楽しんでいます。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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今日もジャンクで への1件のコメント

  1. 小澤利晴 のコメント:

    オーナー様、こんばんは。

    これは確かオズマ80号と言うビクセンの超個性的な望遠鏡の架台でしたね。半世紀近く前の望遠鏡だったと思います。
    これはシーソータイプの架台で、重い鏡筒だと上下バランスが難しいですが、オズマのようにトップヘビーであれば上に向けても割合とバランスがとりやすいのかなとも思います。

    当時は8cm屈折は重量級でした。カスタムのようなシーソータイプの経緯台に載せるためにこのようなトップヘビーの設計としたのならば、発想として素晴らしいですね。

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