今日も曇りがちな一日。
例年この時期は天の川を観察するのに最高の時期です。
まあ天の川といえば夏の風物詩で、空のきれいなところではお盆の頃の宵の口にドドーンと見えるのですが、正直なところ宵の口よりも深夜以降の方が空はきれいに見えることが多いのです。
つまりこの時期の薄明前がもっともきれいな天の川が見えるということになるのです。
5月前半はわりと良く晴れていたのですが月が邪魔で天の川向けでなく、そろそろ月が細くなってきたというところで天候が悪くなり・・・・
気付けば今日は新月。
この先1週間が月あかりの邪魔を受けず深夜以降に天の川を堪能できるチャンスになるのです。
写真は2017年6月のもので土星が天の川の中に見えています。
今年は木星、土星、火星がいずれも天の川から外れて見えるので少しおとなしい(=本来の)見え方になるのですが、それでもすぐ東側(左)に木星と土星が接近し手並んでいるので、そちらの方に目を奪われてしまうかも知れません。