今日はまた梅雨空に逆戻り・・・
薄暗くて眼が醒めません。
さて5月に購入したCMOSカメラASI120MM-Mini。
同時に購入した、カラーで素子の大きいASI533MCは何度かこちらにも登場していますが、120MMの方は開封で紹介したきりで出番が無かったので、今日はいろいろ遊んでいました。
120MMは白黒で素子サイズが1/3インチタイプなので使い道が限られるのですが、値段のわりに高感度という特徴を活かした使い方を考えています。
こちらはこんな照明で肉眼だと暗順応してもぼんやり輪郭が分かる程度の明るさで撮影している様子です。(12mm/F1.2/0.51sec)
普通のカメラだとF2.8/ISO3200/5secくらいの露光を掛けないと写らない明るさです。
このカメラで望遠鏡を覗かせたらどうなるか、実験してみることにしました。
以前コンデジで望遠鏡を覗かせると縮小光学系といわれるF値を小さくする技が使えることになります。
上の組み合わせでは接眼レンズが40mm、カメラレンズが12mmのため縮小率が(40÷12=)3.3となり、望遠鏡のF値か1/3.3になります。F6の望遠鏡との組み合わせでは6÷3.3でF1.8のレンズになるという魔法のような方法です。
素子サイズが小さいほどカメラ側のレンズの焦点距離が小さくできる傾向が強いので縮小率が大きく(合成F値は小さく)しやすくなります。
あり合わせの素材で組合わせたので不格好ですが、コリメート式をうまく使いこなして、肉眼で覗いたりカメラに覗かせたりを素早く交換できるようにすると、かなり使い道が広がるように思います。
観察会などで実際に眼で見たものを、その場ですぐに撮像してデータに残すことができますし、120MMでは1秒露光くらいでも肉眼より高感度になり肉眼で見えなかった部分まで見えてくるので演出効果も期待できそうな気がしています。
雨続きの中での妄想が膨らんで行きます。
オーナー様
色々試されていますね。
デジタル系の機材をうまく活用すれば本当に観望などの幅が拡がるように感じます。
対象が正立になるのも地味にありがたかったりします。
T-Studioさま
ありがとうございます。
相変わらすヒマなので手持ちの機材を活用して幅が広がるようにと思っています。
確かに正立にできるのはメリットのひとつですね。