天文関係に限らず、普通の人でも「赤道」と書けば
ほとんどのかたが「せきどう」と読むと思います。
でも今日、私は「赤道」を歩いてきました。
もちろん中緯度に位置する日本に
「赤道」(せきどう)はありません。
でも日本には「あかみち」と読む「赤道」が
たくさんあるのだそうです。
この「赤道」(以下あかみち)というのは
いわゆる公道(国道、県道、市町村道)に属さない
道(公道ではあるのですが)で、
現状では様々な理由でほとんど使われていない
道のことだそうです。
例えば他に舗装道路ができたとか、
農道が区画整理や整地のしなおしで使われなくなったり、
林道や鉱山用の道が使われなくなったりと
理由は様々なのですが、地図には示されているのに
道としての整備がされていないものが
たくさんあるようなのです。
都会に住むかたには信じられないかも知れないですが、
日本全国の「赤道」の面積を合計すると、
山梨県の面積にも及ぶと言われています。
今日はこの「赤道」を歩いてみようという
お誘いを知り合いから戴いたので、暇だし、
面白そうなのでご一緒させて頂きました。
確かに、地図にはあるのに、道なき道の多いこと・・・
舗装道路に寸断されていたり、完全に木立に
埋っていたり、朽木で塞がれていたりと、
とても道とはいえない部分も多くありました。
でも、少し見方を変えると、車の入れない道で、
より自然に近く、優しい空気の流れる空間でもあります。
ほんの少し整備をするだけで、ハイキングや
トレッキングなどのように気合を入れなくても歩ける、
気楽な、散歩道の延長のようなウォーキングコースを
作ることができそうです。
実のところ今日の目的はそこで、
「赤道」を実際に歩いて、そういったウォーキング
コースができないだろうかという調査でもありました。
使われていない「赤道」と「赤道」をつなげ、有効利用して
ウォーキングコースを作れば大きな費用を掛けずに
自然散策路を作ることができるのではないか
というユニークな発想です。
もちろん、すぐにコースができるはずはなく、
相当なボランティア精神と、長~い目で見ることを
前提にしないと実現しないでしょう・・・
でも、本当に実現できたら、とか、
自分にどういうお手伝いができるのか、とか
考えていると、久々に少しだけワクワクしてきました・・・
