SVBONYのフィールドスコープSV46Pを使う その5

今日も日中は昨日と同じで少し雲のある天候で暖かでしたが、夜は良く晴れました。

畑は薄らと緑(雑草)がコーティングされています。

今夜はとても冷え込んで月が良く煮えたっていました。

SVBONYのフィールドスコープSV46P+CMOSカメラSV305によるコリメート撮影の続きです。

前回、純正のカメラアダプターを使用しても光軸合わせがたいへんということを書いたのですが、付属されていたアダプターの固定ネジ(全部で7個あります)を全て着けたら劇的に光軸が良く合うようになりました。

SVBONY社のサイトで紹介している動画ではアダプター外側の筒を固定するネジ(4本)が1本しか止めていなかったので、それに習ったのが間違いだったようです。

外筒のネジが1本だと接眼レンズからカメラまでの距離を固定できるのですが、アダプターとカメラの固定は内筒の3本のネジだけで留めることになるため、たいへん不安定だったようです。

外筒3本のネジを締めると接眼レンズでも固定されるので安定度が増しますが、この場合固定した状態でズームができなくなるのでできれば省略したかったのですが、横着をせずにしっかり固定するのが良いようです。

さて月明かりのなか撮影したM42(オリオン大星雲)です。(一昨日撮影したもので光軸があっておらず、左上に影がでています。)

こんなセットで5秒露光を68カットスタックしたものです。

極軸合わせは極望の中心に北極星を入れるレベルでしたが、ちゃんとスタックされているので楽ちんです。

60倍で撮影した月です。

まあとりあえず写っているというレベルですが、何となくEAAッぽいですかね。

M42などは月のない夜に望遠鏡で眼視観察した方がきれいな気もするので、光害地でのエマージェンシー用的な使い方なら何とかなりそうです。

まあ素直に望遠鏡を使った方が幸せになれそうな気がしますし、SV46Pは眼視専用と割り切った方が楽しいと再確認しました。

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