SVBONY CMOSカメラ「SV305」を使う その5

今日も良い天気。

八ヶ岳は綺麗でしたが、南アルプスは少し霞んでいました。

黄砂の影響か、富士山はとても霞んでよく見えませんでした。

さてSVBONY CMOSカメラ「SV305」、手持ちの他のCMOSカメラと較べて感度が少し低めなので、使いどころを思案していたのですが、月なら充分楽しめそうなので、お手軽EAAセットを考えてみました。

SkyWatcherAZ-EQ赤道儀にD60mm/f300mmのアクロマート鏡筒(古いビクセン製で3000円くらいで中古購入したもの)、青ハロを軽減するためバーダー製のフリンジキラーフィルターを組み込んでいます。

この赤道儀、極軸望遠鏡が純正で用意されていないので、タピオカ用のストローを適当な長さに切って横に貼り付けて、だいたいの極軸合わせをします。

このセットで撮影したのがこちら

昨日の月の動画も同じ光学系です。

SV305で月の全貌を撮影するためには望遠鏡の焦点距離は300mm前後が適切です。

画面上ではこの状態から拡大して観察することが可能ですので、観察会レベルなら充分な倍率と思います。

本当は実際に望遠鏡を覗いてもらって「リアル」を体験して頂く方が良いのですが、一度に大勢の人に見てもらいたいときや、「非接触」にこだわらなければいけないときにはこのセットが活躍してくれそうです。

何より大きな望遠鏡がいらないのがメリットかも知れないです。

こちらは定番のETX-90で撮影した月です。

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たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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