SVBONY CMOSカメラ「SV305」を使う その6

今日も良い天気。

とても暖かかったので重い腰を上げ外回りの片付けをしました。

すっかりご隠居を決め込んでいるので、たまに真面目に外作業をするとかなり足腰に来ます・・・・

さて昨日紹介したSkyWatcherAZ-EQ赤道儀にD60mm/f300mmのアクロマート鏡筒の組合わせ、おそらく市販されているモードラ付赤道儀の望遠鏡としては最安値に近いセットになると思います。

D60mm/f300mmのアクロマート鏡筒は中古でないと入手できないかも知れませんが、新品だとSVBONY社のガイドスコープ(600mm/F4)当たりが使えそうです。(1万円以下です)

上の写真のセットでEAAがどのくらいできるかというと、メジャーで明るめの天体なら何とかいけそうな感じです。

オリオン大星雲だと1秒露光でも60mmの望遠鏡を肉眼で覗いたよりもよく見るくらいですし、少しスタックしてあげれば充分な写りになります。

散開星団などは8秒も露光すると星の色が写ってなかなか見応えがあります。(作例はM35です)

アクロマートなのでフリンジキラーフィルターを掛けていますがそれでも、青白い星は青ハロが激しく出ます。(好みの問題もありますが、これくらいの方が色の違いがハッキリして面白いかも知れません。)

SV305は高価なCMOSカメラと比較してしまうと少し感度が低いのですが、月や惑星、明るい星雲星団なら何とかカバーできる性能を持っています。

何より15000円を切る価格を考えると入門用として、お気楽な観察会用として充分楽しめる製品だと思います。

さて今夜の月。

今夜は気流が安定していて久々にビシッとした画像になりましたが、この後曇ってしまいました。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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