SVBONY CMOSカメラ「SV305」を使う その10

今日は終日良い天気(だったと思います)。

夜は少し星(というか月)を見ましたが、昼間は巣ごもりで資料作り・・・
(例年、3月末までにまとめなければいけない資料が多いです。)

さて昨晩もSV305とトキナーAT-X SD100-300mm/F4の組み合わせでEAAの事例を積み上げました。

まずは銀河の定番おおぐま座のM81-82のペア

広角端100mm、32秒×11スタックです。

ピンボケ、飛行機通過でボロボロで、100mmでは迫力不足ですが「それなり」といった感じです。

昨晩は月齢12の明るい月がありましたが、導入さえできれば多少空が明るくてもEAAが可能であることが分かります。

次に300mm、32秒×11スタックです。

300mmになるとかなり迫力、お手軽EAAとしては充分な気がします。

極軸合わせがいい加減なので右と上に黒い縁がでています。

逆に言うとガイドズレがあってもソフト的に位置合わせをして合成してくれるので、星が流れないのです。

私のようにお気軽&ズボラでも何とかなってしまうというありがたい時代です。

次に球状星団M3、広角端100mm、30秒×10スタックです。

少し小さいですが球状星団らしく見えます。

次は300mm、15秒×27スタックです。

300mmだと小さめの天体でもそれなりにそれらしく写すことができます。

今回は小さめな天体が多かったので100mmがあまり活躍していない感じですが、プレアデス星団やアンドロメダ銀河、ペルセウス座の二重星団、干潟星雲(M8)と三裂星雲(M20)のセットなど、超がつくど定番の天体にはぜひとも必要な画角になります。

何度も書いてしまいますが、SV305とトキナーAT-X SD100-300mm/F4の組合わせ、お安くお手軽EAAを始めるための光学系としてお奨めです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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