SVBONY CMOSカメラ「SV305」を使う その9

今日は曇り空な一日

でも夕方、明野町の温泉に浸かっていると雲が切れ始めました。

夜は良い天気になりました。

さて前回はSV305と組合わせて電視観察(EAA)をするのにトキナーAT-X SD100-300mm/F4が良いのじゃないだろうかと紹介をしました。

EAAで月を見る場合、SV305など1/.28″サイズのセンサーだと焦点距離300mm位のレンズでないと、満月が近くなると全貌を見ることができません。

上は今夜の月をSD100-300mmの望遠端(300mm)で撮影したものですが結構ギリギリなのがわかると思います。

もっと高倍率で見せたい場合もあるかも知れませんが、画面上で200%位に拡大しても(月ははみ出して少し荒れた画面になりますが)何とかそれなりに観察は可能です。

でもって肝心の星雲星団ですが、赤道儀に載せて撮影します。

ファインダーを同架して、極軸合わせは極望の中心に北極星を合わせるレベルです。

定番のオリオン大星雲を広角端の100mmで撮ると下のようになります。

16秒のワンショットPC画面上では上のように見えます。

16秒×10スタックの画像を処理するとそれなりの画像になります。

また望遠端(300mm)では下のようになります。

16秒×10スタック、ノータッチでそこそこ写ります。

半月を少し過ぎた月がありましたが、銀河も狙ってみました。

こちらも定番の子持ち銀河(M51)を100mmで撮影していますが、少し物足りないです。

これが300mmになるとなかなかの迫力になります。

32秒ワンショットでもPC画面上では子持ち銀河が分かります。

たっぷり露光(32×30フレーム)ではかなりそれなりに写ります。

もう少し実例や作例を増やしたいところですが、安価に始めたいEAAの入門用として充分な組合わせではないかと思います。

それにつけても簡単な自動導入の架台が欲しいですね・・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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