SVBONY CMOSカメラ「SV305」を使う その8

今日も気持ちの良い八ヶ岳ブルー

夕方までは良い天気でした。

月は何とか撮れたのですが、その後すっかり曇ってしまいました。。

SV305で何とか電視観察(EAA)を楽しむために中古の望遠レンズを入手しました。

トキナーAT-X SD100-300mm/F4です。

このレンズ、SV305用と言う訳ではなくセンサーが1/2.8″~1/3″サイズのCMOSカメラ用としてお奨めです。

これまでSV305を使用してきて、300mm前後の焦点距離だと月の全貌を写すのにちょうど良いと感じていました。

また超定番の天体としてプレアデス星団やアンドロメダ銀河、二重星団(h-χ)などを捉えるには100mm前後の焦点距離が適していることが分かりました。
(70-200mm/F2.8も使用していますが200mmだとちょっと物足りないことも多いです。)

120-300mm/F2.8という仕様の製品もあるのですが、かなり高価で入手しづらいです。

SD100-300mm/F4は中古市場で球数が豊富で程度の良いものが安価に入手しやすいです。(ちなみに私は送料込み2500円で入手しました。)

古い設計のレンズですが、SDレンズを使用しているようなので意外に色収差が少ないです。

SV305とは「Nikon→Cマウント」変換アダプターを介して取り付けます。
(SV305に付属のCSマウントアダプターも挟んでいます。)

広角端と望遠端でかなりピントがずれますが、どちらも無限遠で合焦可能です。
(ピントリングを前後に摺動してズームするタイプなので天頂に向けるとズリズリと望遠になってしまうのが困りものです・・・)

月の広角端がこちら

望遠端ではこの大きさになります

望遠鏡での撮影と較べると解像度が悪いですが、EAAでの使用であれば許容範囲と思います。

500ショットくらい(動画で)撮影して画像処理するとかなり締まった感じに仕上がります。

2500円のレンズでここまで撮れたら、それだけで満足ですが肝心の星雲星団も撮らないといけませんね・・・(続く)

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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