今日も良い天気。
昼間は気温が低く、とても風が強かったのですが、夜になって風が止み、大気がとても安定しました。
満月直前の月がとてもキレイでした。
さていろいろあってZWO社のASI AIR-PRO(以下AIR-PRO)を使うことになりました。
D30mm/f120mmとセットにして写っていますがこういう組合わせもあるということで・・・
いろいろな用途があっていろいろ使い倒そうと思っているのですが、一番の目的はこちら、
40cm望遠鏡に接続して望遠鏡制御のグレードアップを図ることです。
40cm望遠鏡はもともと自動導入の機能があって、目的の天体を機械的に捉えることができるのですが、AIR-PROとCMOSカメラを組合わせるとプレートソルビングという、撮影した星の位置から望遠鏡の向きを割り出し、自立的に望遠鏡の向きを制御する機能が加わります。
ラズベリーパイなどのSBCでもいろいろなアプリを組合わせて実現可能なのですが、AIR-PROは専用機だけあって「電視観察」と「電視撮影」に特化していて敷居がとても低い印象です。(実はAIR-PROの中身はラズパイらしいのですが・・・)
販売元の協栄産業さんのページではスタパの40cm望遠鏡(ミード社のLX-200という機種)に対応しているとはどこにも書いてありません。
確認したところ表てにはでていないがマウント設定の中に「Mead LX-200 Classic」という項目があり、制御できることが分かりました。
去年の今頃、不慣れなラズパイでいろいろ修行したおかげもあって、とてもあっさり設定-運用ができるようになりました。
40cm望遠鏡の主焦点に手持ちのCMOSカメラを接続すると視野が狭すぎてプレートソルビングが働かないため、同架しているビクセンED102SS(D=102mm/f660mm)にCMOSカメラ(ASI533MC)を取り付けて運用することになりそうです。
15個以上の天体を次々撮影しながら導入しましたが、とても安定してセンターに導入することができました。
上の写真のように天体を中央にしない構図にしたいときに、画面上の長押しで中央が変更できて便利です。
これまで望遠鏡業界というのは、わりと進化がゆっくりだったのですが、ここ数年は急速に進化しています。
急速に硬くなっている頭のためにも尻尾のあたりでも何とか追いかけたいと思います。
私も年明けからASIAIR Proを使い始めました。Vixen SXP2にRASA8”を載せています。車中で手元のiPadから操作できるので、真冬の撮影も少しだけ楽になりました。Plate Solvingの機能には感動します。目下、EAFというフォーカサーがうまく動かず試行錯誤しています。手動でも星像の大きさを数値化してピント合わせをアシストしてくれるので、助かりますが。それと、私のようなジプシー観測派には、極軸合わせのアシスト機能も有用です。Facebookにユーザーグループがあるので、質疑や情報交換ができます。英語の勉強にもなります(笑)。
緊急事態宣言が出てしまいましたが、落ち着いたらコテージを見にお邪魔します。
オーナー様
ASI Air Pro入手されたのですね。
おめでとうございます。
中身はINDIでZWO社がスマホ用のアプリと12V拡張電源を追加したものです。
アプリのUIが使いやすいようなので、INDIドライバの安定感を気軽に楽しめると思いますよ。
市川さま
いろいろ情報をありがとうございます。
FBの情報もありがとうございます。(私の場合、見るだけが精一杯だと思いますが・・・)
お近くに来られた節にはぜひお立ちより下さい。
tsutudioさま
ありがとうございます。
ラズパイは使いこなせないままになっていますが(まだあきらめてはいないのですが)、メインに使うCMOSカメラがZWO社のものになっていたので、AIR-PROとの組み合わせでうまく行きそうな目処が立ったので導入しました。
ラズパイでINDIの使い方をある程度理解していたので、わりとすんなり使うことができました。
汎用性の面ではラズパイに叶わないし、12V電源を用意する必要があるのですが、機能を割り切っている分UIがスッキリして、安定度も高いように感じます。
いろいろ使い倒したいと思っています。