ZWO ASI AIR-PROを使う その5

今日は曇り空の一日。

梅雨に入りそうで入らないため連日の外作業で身体が悲鳴を上げています。
(そろそろ雨が降らないと農家さんも困るだろうに・・・)

と言うわけで(?)、AIR-Proの導入によって、星雲星団の撮影、画像処理が飛躍的に楽ちんになり俄然気合いが入ってきました。。

いて座散光星雲M20 LX200-40(D406mm/f4060mm)+RD0.6倍(合成f≒2500mm)+ASI533MC
30sec、41stack、-10deg

40cm望遠鏡だとあまり広角の撮影はできないですが、かなりアップで迫力のある天体写真になります。(口径が大きい分、気流の影響を受けやすく星がポッテリしやすいのは開き直るしか無いですが・・・)

それでも星団などをを撮影してもガイドズレが無いのでとても気持ちがよい仕上がりです。です。

へび座の球状星団M5 10sec、81stack、-10deg

これだけ気楽に撮影ができるようになるとだんだん欲が出てきて、これまであまり真面目に取り組んでいなかった天体写真用フルターの活用をして見ようという気にもなってきました。

あちこちに仕舞い込んだフィルターを集めるといつか使おうと思って入手していた、それなりに使えそうなフィルターがいくつかでてきました。

撮影対象や目的に応じて追々活用して行きたいと思います。

さて6月1日は薄明近くまでディープスカイの撮影をした後、シーズンはじめの土星・木星を撮影したのですがあまりに気流が悪くて、うまく処理ができない状態でした。

シーズンはじめなのだからと気を取り直して何とか処理が破綻しないレベルでとまとめたのがこちら・・・

5cm望遠鏡の作例のようですが、暴れまくる画像からやっとこさの抽出です。

土星よりさらに低空の木星はブロックノイズを消すことができず、次回に持ち越しです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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