今日も曇りの一日。
先日AZ-GTiを赤道儀として使用するためにアプリをファームアップしたのですが、経緯台に戻して使おうとしたらどうも動きがおかしい・・・
アライメント時の鏡筒の向きを見ていると、どうも逆に動いているようでした。
元々のホームポジションは上のようにAZ-GTi本体の左側に鏡筒を置き水平にして北に向けるのが正しいのですが、赤道儀化のファームアップをするとこれが逆になるとどこかに書いてあった事を思い出しました。
元々のポジションだと鏡筒を取り付けると鏡筒自身が回転できるタイプでないと、上のようにファインダーが鏡筒の下側から出るようになりとても覗きにくいです。
対象が天頂に近いと絶望的に覗きにくくなります。
自動導入なのだからファインダーはいらないじゃねぇ・・と言う考えもあるのですが、アライメントをするときのことを考えるとやはりあった方が絶対便利です。
でも世の中の多くの望遠鏡は上のように鏡筒の左上にファインダーが生えていることが多いので、鏡筒が回転できないタイプの場合はとても使いづらいポジションだったわけです。
赤道儀化に伴い本体の右側に鏡筒を置いてホームポジションに向けることでファインダーがとても覗きやすい向きに来てくれることが分かると思います。
怪我の功名でファインダーがとても使いやすくなりました。
なぜ最初からこのポジションで設計しなかったのか理解に苦しむところです。