今日は晴れのち曇り、ゆっくり下り坂で明日の朝からは雪になりそうです。
夕方早めの時刻に月を撮りましたが、その後はご覧のような月暈がかかる天候になってしまいました。
こんな写真もE-M5なら気楽に手持ち撮影です。(f12mm,F3.5,ISO6400,2.5sec)
さてここしばらく月の撮影と言えばETX-90+Eos6Dの組み合わせで撮影していたのですが、E-M5+ハレマル70S(D70/f400mm)でそこそこ撮れてしまうことが分かったので、お気楽の月撮影ができる組合わせを検討しました。
ハレマル70Sでも良いのですが微動装置組み込みの鏡筒をそのまま赤道儀に載せるのも「何だかなぁ・・」という気がしたので、ここの所あまり出番の無かったトーミーのファミスコ60S(改)を引っ張り出しました。(奥の黄色い鏡筒です)
この筒、その名の通り往年の名器ファミスコ60Sの対物レンズ(D62/f400mm)を口径60mm望遠鏡の鏡筒に移植したものです。
セミアポ相当の設計だったようで、同クラスのアクロマートより明らかに良く見えます。
というわけでハレマル70Sとファミスコ60S(改)で月の撮り比べをしてみました。
まずはハレマル
次にファミスコ
口径が異なりますが全く遜色ない写り、F値が大きい分ファミスコ60S(改)の方がシャープな感じです。
気をよくしてこの画像をRAWから真面目に現像。
階調や解像度が気持ち改善しますが、記録レベルならjpgからの処理でも良いかな?という感じです。
ガイドスコープ用としてキープしているミニスコ(D50/f300mm)、E-M5なら手持ちで月が撮れるかも・・と思い試してみました。
換算600mmの手持ちはさすがにキツイ(特にピント合わせ)と思いましたが・・・
甘々ですがなんとかこんな感じ。
やはり三脚に載せるのが正しい道とは思いますが、無くても何となってしまうという緩さ加減が「けしからん!」と思ってしまいます。