今日は雨模様の一日。
さて昨日(の天の川クルーズ)の続き。
昨日は眼が醒めるほどの星空。
お手軽EAAセットで天の川を端から電視観察。
まずは天の川から少し外れますが、球状星団M13とM4、そして散開星団M6とM7。
ドップリ天の川に入り、散光星雲M8、M20、M16、M17.
M20でいて座を離れ、M57、M27、おまけにNGC7000(北アメリカ星雲)
昨晩はAZ-GTiのアライメントが良くなかったのか追尾精度が今ひとつで星が流れています。
それでもプレートソルブはそこそこ正確で導入はイイ感じでした。
作品レベルを狙うのでなければ、このお手軽EAAセットでも短時間のうちにお腹いっぱいにたくさんの天体を楽しむことができました。
オーナー様、
夏の天の川、素晴らしい写真の数々をアップしていただき、ありがとうございます。
思えば半世紀ほど昔は、房総や伊豆のちょっとした山へ行けば、星座の形が分からないほどの無数の星、ミルキーウエイという表現がぴったりの濃くて明るさをも感じられるほどの天の川が体験できたものでした。
20年以上前、北茨城の某牧場にボーグの7、6cm携帯用屈折を持って行ったこともありました。M8やM22、M13などはもちろん、都市部では観望不可能なM4、M16、M17などを心ゆくまで楽しんだ思い出があります。あのレベルの星空であれは小口径でも十分に楽しめました。
今や電子観望でここまで見れる、撮れるのですね。すごい時代がきたものです。
小澤さま
眼視でディープスカイの天体を見ることが年々難しくなっていますね。
それに相反するかのようにEAAで気軽に(都会や月明かりの夜でも)ディープスカイが観察できるように技術が進歩しているのは何とも皮肉な感じがします。
そのうち眼視観察で月惑星以外の天体を観るのが「贅沢」といわれる日が来るのかも知れませんね。
EAAなら都会でも(PC別で)10万円もあれば今回こちらで紹介したような天体をリアルタイムに観察できるようになるのですから穏当に凄い時代になったと思います。
天体導入のための修行をしなくても見たい天体がサクサク視野内に導入できるのを目の当たりにすると、昭和のオヤジとしては何とも複雑な気がします。