今日は晴れのち曇り。
昨日はTiTaN TCSとSkySafariの組合わせで自動導入ができる事を検証しました。
これに気を良くして40cm望遠鏡に同架しているビクセンED102SS(D102mm/f660mm)+0.6倍レデューサー+ASI533Proの組み合わせでのEAAとの相性を検証してみました。
まずはヘルクレス座M13。
40cm望遠鏡100倍の視野でセンターにいるのですが、画面上ではやや右にずれていいます。
40cm望遠鏡の特性上宝庫による若干の視野ズレがあるのでこのくらいのズレは許容範囲です。
眼視観察とのハイブリッド観察なので都度センタリング調整をするよりスピードを重視したいという事情もあります。
次にいて座M8。
M13と同じようなズレ量です。
続いてM20(パンジー星雲)。
タブレットの星図上で目的の天体をタップ(選択)して、「導入」ボタンをタップするだけで眼視用の100倍の視野にもモニタ-上にも表示されます。
さらにM17(オメガ星雲)。
従来の純正システムよりも遙かに導入精度が高くサクサク高精度に導入できて楽しいです。
さらにさらにM16(ワシ星雲)
いずれもビニング2に設定していますが、2秒露光でスタックさえせずにそこそこ星雲が見えますので、次々にいろいろな天体を観察して行くことができます。
写真で見るとかなりザラザラな感じですが,くらい観察室の中ではとても綺麗に見えます。
ライブスタックなどを掛けずにリアルタイムにモニターに表示されるので臨場感が高いですし、スピーディーに観察会を進めることができます。
今回はEAA用アプリとしてSharpCapを用いていますがShrapCapと架台(TiTaN)との接続はしていません。
というか、できなかったというのが本当です。
本当はSharpCap側のプレートソルビングを試したかったのですが、設定が上手くできなかったようで今後の課題です。(架台だけに・・・)
ただ本気の写真撮影ならそれが必須になるのですが、今回のような観察会レベルなら充分な導入精度があるので必要はなさそうです。
TiTaNはネット上に情報があまり無いので手探りでいろいろ試しながら使い方を確立してゆきたいと思います。