LX200-20鏡筒をAM5で使ってみた

今日は日中薄雲が多かったのですが夜になってかなり綺麗に晴れてくれました。

月の写真なども落ち着いて撮れるくらい寒さが少し緩んでくれました。(それでも-3℃くらいですが・・)

-5℃くらいまでなら何とか頑張れそうな気がしたので先日から懸案だったMEAD LX200-20から取り外した鏡筒(D203/f1260mm)をAM5赤道儀に載せての運用を試してみました。

結論から言うと本日はトラブルが幾つも発生し、ジタバタしているうちにだんだん雲が厚くなって結局心が折れて1時間半ほどで撤収となりました。

備忘録としてトラブルの内容を列記しておきます。

その1
鏡筒が重くなり加重が北側に寄ったため三脚が安定せず極軸合わせが難航した。
ストーンバッグにオモリを載せて解決するまでに30分ほど

その2
先日導入したWindowsノートでのAndroidエミュレーターでASIAIRアプリを動かすも目標の天体に架台が動こうとしない。
いろいろ確認している内にエミュレーターの時刻がPCと同期されていないことに気付く。
その場で(舞い上がっているので)時刻の変更方法が分からず、いつものAndroidタブレットに変更して解決するまで20分ほど

その3
Androidタブレットで使い始めるも電源周りが安定せず、頻繁に電源が落ちる。
架台とASIAIRの電源として容量の小さな外部バッテリー(ポタ電ではない)を使用していたが、Androidタブレット過冷却防止用のヒーターも合わせて給電したのが原因。
素直にポタ電に交換(これでも15分ほど)

その4
今回は20cm鏡筒が眼視観察、電視用は100-300mmズーム+ASI585MCだが初めての組み合わせなので両光学系の光軸を合わせるのにひと苦労・・・(10分ほど)

その5
架台を大きく動かしたり、手動操作のため配線類に触れると電源周りが不安定で、その都度立ち上げ直しを繰り返す状態。
ポタ電からの12Vプラグが適正でなくケーブルに触れると電源が落ちる場合があると判明。
ケーブルにテンションが掛からぬよう工夫(10分以上)

そんなこんなをやっているうちにわずかだった雲がだんだん厚くなって2等星くらいまでしが見えなくなってしまい、心がポキリと折れてしまいました。

まあ一度のトライで多くのバグが解決できた(はず?)ので吉としたいと思います。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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