散開星団が面白い その6(ふたご座1)

今日もよい天気。

月はかなり明るいですがね。

さて散開星団シリーズ、今日はふたご座に入ります。

ふたご座の散開星団と言えばなんと言ってもM35です。

大きさ、星数と明るさ共に見応えがあって、スタパの観察会では歓声が上がる天体のひとつです。

Shoe-Buckle Clister(靴の留め金星団)というニックネームがあるのですが、今ひとつピンときません。

M35のすぐ近くにはヒッソリと寄り添うように小さな散開星団NGC2158があります。

40cm望遠鏡では同一視野に収められないのですが、望遠鏡を向ければ少しざらついた星雲状に見えます。

M35は双子の兄ポルックスの足元あたりになるのですが、この近くに幾つか星団が固まっていて、M35ーNGC2158ーNGC2157ーNGC2129と4つが並んでいます。

NGC2157はかなり暗い星の集まりで40cm望遠鏡で微かに微光星が散らばっている程度にしか見えません。(左端にNGC2158が写っていますが比べると2157がとても貧弱なのが分かります。)

NGC2129も微光星の塊が微かに分かる程度です。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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