散開星団が面白い その11(いっかくじゅう座3)

今日は良い天気、でも月が明るい・・・

さて散開星団シリーズ、今日もいっかくじゅう座が続きます。

いっかくじゅう座は北端近くのバラ星雲やクリスマスツリー星団と南端近くのM50やカモメ星雲付近が特に派手で星団も多いのですが、今日はその中間付近にある星団をいくつか紹介します。

まずはバラ星雲から南に少し下がったNGC2269

この星団は名付きでHead Hunter Cluster(ヘッドハンター)という名前が付けれれていますが、どこがヘッドでどこがハンターなんだか・・・、てかそれ以前に天の川の中に完全に埋もれていてどこが星団なのか眼視で見つけるのはかなり難しいです。

次も名付きの星団NGC2232、Double Wedge Clustr(二重クサビ)です。

こちらはかなり大きく広がった星団のようでわりと明るめの星がバラバラと細長い三角をいくつか作り出しています。

40㎝望遠鏡では広がりが大きすぎてその姿をとらえることができませんでした。

次はこいぬ座との境界近くにあるNGC2324です。

この星団も写真では青白い微光星がたくさんあるように写りましたが、眼視ではほとんど歯が立たない対象でした。

当然のことですが一つ一つ本当に個性があって面白いです。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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