散開星団が面白い その21(とも座3)

昨晩は深夜過ぎに晴れて、今朝は良い天気だったのですが、夜はまた雨になりました。

というわけで(?)今日も散開星団シリーズ、手強いとも座が続きます。

とも座は南北(上下)に細長い星座なのですが散開星団の数がとても多いので、3回目の今日でも上から4分の1くらいのところから始まりです。

NGC2421は小さめな星団ですが「Y」字型に並んだデルタゾーンの部分がモヤモヤした感じに見えます。

ちょっとエッチな表現で申し訳ないのですが、モザイクをかけるわけにも行きません・・・

NGC2455は上の2421よりもさらに小さくい微光星の集まりです。

眼視では何かあるような感じがするけど・・という程度にしか確認できませんでした。

とも座のM天体としてM46-47を紹介していますが、とも座にはもう一つM93という散開星団があります。

90番台の散開星団ってかなりマイナーな感じもしますが、バタフライ星団とも呼ばれるくらいギシッとリボン型に星が集まっていて、意外に見応えがあります。

手強い散開星団が多い中でさすがM天体という感じもします。

とも座の中でも北寄りにあって眼視で見やすい星として2等星のρと3等星のξが(おおいぬ座のお尻くらいの高さのところに)並んで見えるのですが、その近くにNGC2482があります。

微光星が意外な広がりでパラパラと見えます。

NGC2467はHⅡ領域の赤い星雲で、眼視では見えないのですがバラバラと星が固まっていて散開星団として登録されていないのが不思議な感じがするほどです。

そのすぐ上にCr168という三角に並んだ小さな散開星団があります。

さあこれでようやく3分の1くらいまで南下してきました・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
カテゴリー: 天文関係, 星空 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください