きょうは雲がちな一日。
夜もときおりチラリと星が見えるものの観察会ができるほどには晴れてくれませんでした。
さて今日は新しく購入したマイクロフォーサーズ用カメラレンズのお話。
コシナ製NOKTON10.5mmF0.95です。
フルサイズ換算で21mmの広角レンズですが開放F値が0.95とずば抜けて明るくかなり尖った特性のレンズです。
キヤノンのフルサイズ機である6Dを常用していたときに一番出番の多かったのがシグマの20mmF1.8だったので、これに変わるレンズが以前から欲しいと思っていました。
ただ、マイクロフォーサーズ用として10mm前後の焦点距離でF2.8以下と言うのはかなり限られてしまいます。
7~8mmクラスだとF2前後の製品が出回っているし、所有してもいるのですが、この辺の焦点距離の1mm・2mmの違いというのは画角や表現力がかなり違ってくるのです。
しかもF値が1未満という星屋としては憧れのレンズなのです。(その分お値段もなかなかな設定です。)
そんなわけでOM-1に装着。
右の8mmF1.8と比べてもかなりの存在感・・・(てか完全マニュアルなのに無茶重い)。
持った感じはそれほどバランスが悪くは感じないので吉とします。
昨晩の少しだけの晴れ間にファーストショット(byおかみ)
開放(F0.95)、ISO3200、10秒露光の写真です。
パープルフリンジ(上の写真は補正済み)も結構出るし、写野の四隅は星に羽根が生え周辺減光も大きめです。(下は上の写真の左上部分を等倍切り出ししたもの)
少し絞ったり、ソフトフォーカスフィルターを掛ければ少し違った表現をしてくれるかも知れないですので追っていろいろ試して見たいと思います。(このレンズ前面に72mm径のフィルターが装着できるのがありがたいです。)
とは言えISO3200の10秒露光でここまで写ってくれると、やはり「明るさは正義」という感じがします。
f0.95・・・かつてはCANONとM37マウントくらいしか無かった気がします(おぼろげ
ミラーレス以降、増えましたね
自分も中一光学の50mm/0.95(Zマウント)を持ってはいますが、
パーフリとサジコマが激しすぎて、絶賛放置中です
かといってNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctなんて買えるわけもなく・・・
フルサイズ換算21mmでF0.95は流星撮影に良さそうですね
M3/4用のNOKTON 0.95シリーズは揃えたくなりますね
ボディ持っていないので手は出しませんが・・・
せろおさま
F0.95ともなると「パーフリとサジコマ」との戦いになるのかも知れませんね。
少し絞って使い物になるのか、ソフトフォーカスフィルターと組み合わせて見られる絵になるのか・・・
いろいろ試そうと思っています。