Seestar S50がやって来た その4

今朝は気持ちのよい青空でしたが、午後からは曇り・・・・

今日は芋掘りの後ほったらかしにしていた畑の仕舞い作業。

マルチや防草シートを剥がして、来年の作付けのため作着け部分を少し拡張したり籾殻を入れたりしながら耕し直しました。

夕方には西の低空だけ晴れて月の写真を撮ることができましたが、その後はベタ曇りとなってしまいました。

さてSeestar-S50のレビューの続きです。

Seestar-S50には純正で軽量コンパクトで高剛性な卓上用三脚が付属しています。

ただ卓上用三脚は便利なようで、屋外にガッチリブレないテーブルを用意するのは意外に難しくて苦労することが多いです。

適切なテーブルが見つからなくて、結局這いつくばって操作していたり・・・

レビューなので当面純正の三脚でスタートしますが少し長めの三脚に載せて使えるようにしたほうが便利かなと思います。。

【注意】以下は没記事です

Seestar-S50の底部には3/8インチのカメラネジが着いているので、3/8インチの三脚として手っ取り早いのはスカイウォッチャーのAZ-GTi用三脚です。

ですが、この三脚ネジ部分が少し引っ込んでいて三脚架がSeestarの台座より大きいの
で取り付けると本体が三脚架に密着して水平回転ができなくなります。

AZ-GTi用三脚+AZ-GTi用エクステンションピラーを組み合わせるとたいへん具合が良さそうでした。

エクステンションピラーと本体の取付けは、ピラー上部のネジ台座を取り外して
本体にねじ込むので本体をテーブルなどに置いたまま取付けできます。

またピラーに組み付けたまま固定ネジを緩めれば水平回転が可能なためコンパス
アライメントが楽にできます。

ここまで没記事

実はこの組み合わせで使うとネジ台座のゴム座がめくれ上がりSeestar-S50の本体と干渉して引っ掛かりが生じ追尾が不調になることが分かりました。

一見干渉しないように見えたのですが、そのままではうまく行かないので注意が必要です。

ゴム座のめくれ上がりを防止するような大きな円座を用意すればウマく行きそうな気がします。

3/8ネジの三脚で接合部分でSeestar-S50本体と干渉しない、大型のカメラ三脚を用意すれば良いと思います。

屋外で使っていて少し気になったのがパイロットランプの明るさ。

昼間太陽を見るときにもシッカリ見える明るさに設定しているのでしょうが、夜はかなり眩しいです。

致命的欠陥というわけでは無いですが、色の濃い絵はがきの切れ端を貼り付けて光を軽減しました。

昼間でも屋内ではうっすらと紙を通してランプが見えるほど明るいですが、夜はちょうど良い感じでした。

さてこのSeestar-S50、一度設定が済んでしまえば後はWi-Fiでスマホやタブレットで離れた場所からも操作可能です。

屋内でヌクヌクしながら観察が可能です。

前にも書きましたがSeestar-S50は星雲星団の撮影では10秒間の露光を繰り返し重ね合わせながら画像を濃くして行きます。(スタック処理と言います)

1枚1枚は高ゲイン(=高感度)で撮影するためかなり荒れた感じの画像で、スタックをたくさんすることにより解像度が向上しノイズが少なくなって行きます。

とりあえず1分くらい待っていると各天体のそれらしい姿が浮かび上がって、電視観察として楽しめるレベルになります。

ただある程度綺麗な画像を残したいと欲を出すと、10分~20分くらいスタックした方が良いです。( 上のからのプレアデス星団のような明るい天体であれば5分でも充分ですが暗い天体では長いほうが良いです。)

部屋の中で画像が浮かび上がって行く様子をモニターできるのはとてもありがたいです

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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