今日は良い天気の一日
先日手持ちの部品を組合せ無加工で電視ファインダーを作ったのですが・・
まあこれはこれで充分実用になるし、いつでも簡単に元の状態に戻せるというメリットもあるのでこのまま使おうと思ったのですが
・どうせ6×30のファインダーは何個か余っていて使い道もない
・どうせ31.7スリーブにするなら他の接眼レンズが使えるようにして眼視用ファインダーとして使えるようにしたい
・どうせマジ改造するなら養生テープを使わないですむようにしたい
などなど・・・いろいろと考えて少し加工をして汎用性の高いしっかりしたものを作ることにしました
まずは接眼レンズの合焦を可能にするため鏡筒をどの程度切り詰めるか、使用する接眼アダプターとの取り合いも含めてマーキングします
不要部分をディスクグラインダーで切り落とします
この鏡筒の外径は32mmくらいで手持ちの接眼アダプターでピッタリ挿入可能なものと、キツくてはいらないものがあることが分かりました
今回はキツキツにはめこむことを考え、鏡筒の外面塗装を削り落とすことによりはめ合いのきつさを調整しました
今回用意した接眼アダプターはスコープテックやケンコーなどの初心者向け機種だけど金属製のドロチューブを使用している望遠鏡に付いていたものを使用します
31.7mm径の部分が他の接眼アダプターよりも長めで、鏡筒をキッチリはめこむのに適しています
接眼レンズ固定ネジはM4の化粧ビスに交換してあります
この改造で一般的な接眼レンズで焦点を合わせることができるようになりました
例によって焦点合わせは接眼レンズの抜き差しで行います
この辺のやりやすさも考慮して手袋をしていても操作のしやすい化粧ビスを使用しています
CMOSカメラ(ASI120MM)も同様にスリーブへの抜き差しで合焦します
PCに接続しSharpCapで合焦状態を確認したのですが、何とカメラ側にUV/IRカットフィルターを取り付けると合焦しません
結局また養生テープのお世話に・・・・
(まあ今後の課題と言うことで)
眼視用ファインダーとして以前改造した十字線入りプルーセル25mmを使用すると約5倍になって
6倍の純正よりもだいぶ広視界になります
純正よりも倍率が低いだけでなく接眼レンズの見かけ視界も広くなるので、純正よりも倍くらいの面積が見えるようになります
さらにアイレリーフが長くなりアイポイントも寛容になるのでより使いやすいファインダーとして運用することができます