普通、ひな祭りは3月3日と決まっていますが、スタパのある北杜(ほくと)市の多くの家庭では4月3日にひな祭りを祝うのが一般的なようです。
7月7日の七夕の時にいつも文句を言ってしまうのですが、日本固有のお祭りを新暦で祝うのは絶対に無理があります。
七夕は当然のことですが、旧暦7月7日、つまり月齢7(ほぼ半月)の日に月明かりで天の川が少し薄くなって、織姫と牽牛が天の川を渡りやすくなっているという設定。もちろん星祭ですから梅雨中にやることのナンセンスさにいい加減気付くべきです。
同様にひな祭りは桃の節句でもあります。国内ではよほど南のほうへ行かないかぎり桃は咲いていないでしょうし、ここ大泉ではまだ冬真っ只中という感じて花や緑は全く無い時期です。
中国の正月だって、西洋のイースターだって、イスラムのラマダーンだってみな旧暦をベースにしているわけで、お祭りの暦学的意味も風情も全く無視して、石部金吉的几帳面さで新暦のこよみで行事を行うのは日本人くらいなものでしょうね・・・
というわけで、スタパでは昨年から北杜市の慣例に従いひな祭りは4月3日に行うことになりました。春休みにスタパをご利用になった方は季節外れの雛人形を不審に思われたかたもあるかもしれませんが、これが真相というわけです。
ただ、これにはもう一枚裏があって、本当のところはおかみの陰謀が渦巻いています。
3月3日はまだ寒くて、人形の出し入れが辛い。一度片付けてしばらくしてまた5月人形を出さなければならないが、4月3日なら雛人形と入れ替えで5月人形を出せるので手間が省けるというわけなのです。
端午の節句は旧暦じゃないのねと突込みが入りそうですが、季節も良いし、祝日もあることですしおかみはあまり気にしていないようです。
毎年なぜかひな祭りにはおかみは気合を入れてお料理を作ってくれます。
今年はスモークサーモンの押し寿司とイチゴのロールケーキでした。長男は就学のため家を離れてしまいましたが(そういえば今日が入学式だったはず・・・)、子供たちがもう少し大きくなるまで続きそうですね・・・

