この時期は空気が澄んで、スタパ周辺から富士山が毎日のように見えるように
なるのですが、森の葉が落ちることもあって、スタパのダイニングからも
森を透かして(夏の間は絶対に見えない)富士山が見えるようになります。
スタパの館内から富士山が見えるようになると、本格的な冬だな・・・という
気持ちになります。
さて、11月25日に(世界でも有数の)新星ハンター板垣公一さんが
エリダヌス座に新星を発見されました。
エリダヌス座って、あまりメジャーな星座でないのでご存じない方も多いかも
知れません。
オリオン座のすぐ右下にあって、大きく蛇行しながら(日本では)地平線下に
続いています。
で、今回の新星はエリダヌス座と言っても本当にオリオン座のすぐ右下、
リゲルのすぐ近くに発見されました。
オリオン座の写真を撮るとイヤでも写る場所といって良いです。
今年に限ってのことなのですが、なぜか私もオリオン座を撮っていて、
オリオン座流星群の時としし座流星群の時、さらには何となく11月16日と
3回も撮っていました。
11月16日の画像には何と発見前の新星がしっかり写っていました。
25日に発見されるより10日くらい前に増光したようで、発見時よりも
だいぶ明るく写っているようです。
この画像、しかるべきところに送って、発見前のデータ分析に役立てて
いただこうと思っています。