今日も夏空。
まぶしいほどの雲がモクモクとあちこちに浮かんでいます。
林の中ではいろいろな花が咲いていたり、実がなっているのを見ることが
できます。
これはニガイチゴ・・・(多分・・)
さて今日も「双眼鏡で星空」シリーズ・・。
今月は一昨日あたりから月が上弦(半月)を過ぎて明るくなってきたため、星空を
楽しむのは2週間くらいおあずけとなります。
今日はちょっと独り言・・・
もう1ヶ月以上もほとんどこのシリーズで突っ走ってきたのですが、
気がついたら双眼鏡で星を見る楽しさにどっぷりはまっていました。
この趣味を始めて40年以上がたちますが、双眼鏡で星を見るのは望遠鏡での
観察・観測の補助的なものという位置づけでしか捉えていませんでした。
でも、良く晴れた日に天の川や様々な星たちを眺めていると、今さらながらに
「ああ、なんてきれいなんだろう・・・」と涙目になることが何度もあるほど
です。(歳のせいか涙腺がゆるんできたのかも知れませんが・・・)
長年、星を見ることを趣味にしてきたのに、何で今までこんな楽しみ方に
気付かなかったのか・・・
「今まで自分は何を見ていたんだ」と情けなくなるやら、これまでの時間を
「もったいないなぁ・・」と思うやら・・・、
また一方では「こんなにきれいなものに出会えるこの趣味を続けていて
本当に良かった」という気持ちもあって、ちょっと不思議な気分です。
どうも日本人というのは真面目すぎる性格が災いするのか、天体と言えば
星雲・星団、月・惑星、近接二重星とハードルの高い対象を見たり、写真に
撮ったりすることが偉いという傾向が強すぎるように思います。
双眼鏡を使って星を見るための入門書もその傾向をそのまま踏襲していて、
双眼鏡で見ても面白くない対象にたくさんのページが割り当てられています。
まるで、もっと高性能な望遠鏡を買って見て下さいと暗示しているかのようで
最近では望遠鏡メーカーの陰謀なのでは?と勘ぐりたくなってきました。
(以前にも書きましたが)双眼鏡というのは手持ちで使うのが原則になるため、
同じモノを順番に見て感動を共有することが難しいのが、その楽しみを伝える
うえでのネックになっている面もあります。
でも、双眼鏡でしか楽しめない対象が紹介されることがほとんどないのは
なぜか?・・ 不思議に思えるほどです。
何人かの天文ファンの方とお話していて、この趣味を始めてそこそこの
双眼鏡は持っているけれど、(私と同じように)双眼鏡は望遠鏡での観測の
補助でしかないという方がとても多いような気がしました。
双眼鏡で星空を楽しむためのソフトの部分が圧倒的に不足しているのは明白です。
ソフトの部分(具体的には双眼鏡で楽しめる対象)が充実して、それをうまく
伝えることができるようになれば、自信を持って「星を見るならまず双眼鏡!」
と進められるようになりますし、もっと簡単に星を見る趣味に入りやすくなる
のではないかと思えるのです。
すでに望遠鏡を使いこなしている人や、逆にこれから望遠鏡を買おうと思って
いる人にはピンと来ないかも知れないのですが、望遠鏡が使いこなせるように
なるというのは結構ハードルが高いモンです。
買った望遠鏡が使いこなせずにお蔵入りになっている人のいかに多いことか・・・
それに比べると双眼鏡はわりと簡単に使いこなすことができやすいです。
双眼鏡で星を楽しむノウハウが充実すれば、天文ファンの層も広がるのでは
ないか、層が広がればもちろんスタパのお客も増えるのではないか・・・(笑)
・・などと言うことを考えながら(初めは手探りで恐る恐るといった感じ
でしたが)突っ走ってきたと言うわけです。
正直なところ双眼鏡に関してはほとんど素人、双眼鏡での星見もほとんど素人
というのが実のところで、浅学な思い込みや思い違いがあるかも知れません。
すでに既知の星雲・星団を勝手に「○○星列」などと名付けていたり、有名な
名所・旧跡を偉そうに紹介しているかもしれません。(この先もです。)
星空の楽しみ方の幅を広げたい、天文ファンの層を広げたいという主旨に
免じてお許し頂ければと思います。
もちろん突っ込みは大歓迎、「こんな楽しい対象がある」という情報も大歓迎
ですので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

