今日は午前中まで良い天候だったのですが、午後からはドン曇り・・・
それでも(しつこいですが)スタパ周辺の紅葉はきれいです。(^_^)v
さて昨日予告しましたように今日は「双眼鏡で星空を楽しむ」シリーズの
再開です。
手始めに先日からチラチラと「圧巻」とか「きれい」とか思わせぶりに書いている
カシオペア座からペルセウス座にかけての星空を紹介しますが、ここだけでも
色々な見どころがあるので何回かに分けて紹介したいと思います。
まず始めにペルセウス座の二重星団付近からいきます。(いきなり真打ち登場
といった感じですが、一番美味しいところを先に食べる性格なもので・・・(^^;))
星座の位置関係は下の写真の四角で囲ったあたりです。
ペルセウス座の二重星団というのは望遠鏡発明以前は普通の星の二重星だと
思われていて星の名前として「h」と「χ」(カイ)という符号が付けられて
いました。
望遠鏡で見てはじめて、それぞれが星団だということが判ったので二重星団
とか現在でも「h-χ」(エイチ-カイ)と呼ばれています。
上の写真でも四角の枠の右上のほうに二つの星のかたまりがあるのがわかると
思います。
あまりにも有名な対象で星を見る人ならだれでも知っているレベルの星団です。
有名すぎることもありますし、二重星団に気を取られすぎて、二重星団を見るだけで
充分にきれいなので満足してしまって、これまでその周辺をじっくり観察したことが
ありませんでした。
(望遠鏡派の人はそういう方が多いのではないかと思うのですが・・・)
でも「星群・星列」的な目で見ると・・・
まるで宝石が二つさがったチョーカー(首に付けるアクセサリー)に見えてきます。
さらにこの周辺を良く見ると、まるで宝石箱をひっくり返したかのようにたくさんの
星群・星列があります。
チョーカーのすぐ下にはブローチかブーケのような星列があります。
また、右下にはティアラのような星列があって、本当に豪華な宝石箱を覗いて
いるような感覚になります。
「h-χ近傍 宝石箱」とても呼びましょうか・・・。 (続く)
オーナー様、こんばんは。
シリーズの再開をとても嬉しく思います。
早速カシオペア座からペルセウス座にかけての豪華な空域ですね。
おっしゃるとおり、このあたりはまさに宝石箱です。
チョーカーですか。なるほどそのように見えますね。
次回の観望の際、ぜひ見てみたいと思います。
やっさん さま
早速ありがとうございます。
宝石箱にどんな宝石たちが入っているかやっさんさまの見立てを教えて頂けるとありがたいです。(^_^)