久々に惑星を見る

今朝も昨夕と同じような感じで雲海でした。

 

さて今日は火星が最接近の日でした。

火星も地球も太陽の周りを廻っているのですが、外側の惑星ほどゆっくり
太陽の周りを廻るという法則があります。

地球より外側を回る惑星(外惑星)を見るのには、太陽-地球-外惑星がこの
順で一直線に並ぶようになるときが距離も近くなり一晩中見えるので好条件と
言えます。

火星は地球のすぐ外側を廻る惑星ですので、近づくときと離れたときの距離の
違いが大きいため、地球が太陽と火星の内側に入り込んで接近している期間と
言うのが意外に短いです。

約2年2ヶ月サイクルで最接近を繰り返すのですが、小さな望遠鏡では最接近の
前後1ヶ月くらいしか見ごろになりません。

で、今日がその最接近の日だったというわけです。

ただ火星の場合困ったことに地球よりもかなり歪んだ楕円の軌道で太陽を廻って
いるので、太陽に近いときと遠いときではかなり大きさが違って見えます。

太陽に近いときに地球が内側に入り込んで最接近になるときを大接近といい、
火星が太陽から遠いときに接近になるときを小接近といいます。

今回の接近は小接近なので今ひとつ盛り上がりに欠けます。

実は今日の前後1週間くらいというのは、惑星が好きな人(あんまりいないと
思いますが・・)にとってはちょっと特別な期間です。

火星が最接近ということに加えて、水星が日没後の西空の低空に見えやすく
なっていること、同じく日没後の西空に金星と木星が近づいてきている(最接近
は3/14ですが)。

つまり日没直後から水星、金星、木星、火星が観察できる。

夜半頃には土星も上がってきて観察ができますし、月も8日が満月ですから、
一晩中近く見えていることになります。

それほど夜更かししなくても、日、月、火、水、木、金、土が全部見えてしまう
というわけです。

というわけで今夜は月と惑星の写真をすべて同じ光学系で撮りました。

 

それぞれの写りはあまり良くないですが、同じ夜に同じスケールで撮影した
月と惑星の写真って意外に少ないかも知れないので、とても教育的な写真と
いえます。

残念ながら太陽と水星が撮れなかったのですが、火星が最接近といっても
いかに小さいかおわかり頂けるかと思います。

月が大きすぎて(はみ出していて)大きさの比較ができないですね。m(_ _)m

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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