夏のご予約はお早めに!

今年はどういうわけか夏休みのご予約の出足が異常とも思えるほど早いような気がします。開業4年目にしてだいぶ知名度が上がってきたためなのか、世間の景気が良くなってきたためなのかは定かではありませんが、昨年や一昨年と比べると2週間以上も先行してお部屋が塞がりはじめています。
全くありがたいことに違いはないのですが、先の予定の立てにくいお仕事をされているスタパファン(そんなに多くはないでしょうが)のかたのなかには、イライラしながら「空室情報」をご覧になっているかたもあるのではないかと思うと、少し申し訳ない気もしています。
どうぞご予約はお早めにお願い致します。

さて、今年はなぜか「夏季料金はないですか?」とか「お盆前後の料金は高くなりませんか」というご質問がとても多くあります。
スタパの場合ホームページや雑誌広告などでも『通年同一料金』であることを明記しているのですが、なぜか信じられないお客様が多いようです。
ずっと前にも日記で書いているのですが・・・
確かに、お盆の時期やお正月というのは食材のコストアップや人件費の上乗せが必要なことから原価が上がるので、「特別料金を取るのは当たり前」という風潮がこの業界にはあります。
でもスタパの場合は、おかみと私の二人でやっているので人件費は変わりませんし、食材費にしてもシーズンオフ(冬)で野菜の高い時期の少人数のお客様のときの歩留まりの悪さを考えると、はるかに効率よく使えます。そんな状況で「特別料金」を設定するというのはとても気が引けてしまいます。
「一番忙しい時期に来るのだから余計にもらうのは当たり前」というのは言いすぎだとしても「他も余計に取っているし、お客も文句を言わないから、もらってしまえ!」という業者が多いのだと思うのですが、スタパとしてはどう考えてもお客様の足元を見ているようで良心が許さないわけです。
それなら、「夏休みに安くしてシーズンオフに高くすれば?」という手もあるのですが、「稼ぎ時の夏休みに儲けを減らして、シーズンオフにお客様が(高くて)減る」という負のスパイラルが発生することになりそうで、とてもそこまでの勇気は無いということになって、結果「通年同一料金」というところに落ち着いたわけです。
料金についてはそれぞれが、それぞれの経営ポリシーに基づいて設定していることなので、競争社会において「特別料金」=「悪」というわけでは決してないことをご理解ください。
そんな訳でこの先しばらくはこの「通年同一料金」というのは崩さない方針で行きたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。

それから、お部屋割りの都合で、例えば3名様でご利用いただく場合に和室もトリプルもご用意できなくてツイン2室に(2名様、1名様で)ご利用いただくような場合でも、ルームチャージのような形での料金はいただいておりません。あくまでもお部屋をご用意できないのはこちらの都合ということで3名様分の料金を頂く形になります。
なお、和室(定員4名)の場合、2~3名様でご利用のご希望をいただいても4名様でのご利用を優先させていただくため、ご希望に添えないことがありますのでご理解のほどお願い致します。

さて、例によって少々理屈っぽく長くなってしまいましたが、簡単に言いますと「料金体系を複雑にするといろいろ面倒なことが起きそうだ」という私のものぐさな性格がこの「明朗会計」を作っているともいえそうです・・・

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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