ステラナビゲータ10を使う

ここ数日不安定な天候が続いています。

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午前中は良い天気なのに、夜になると曇りとか小雨、そして少し
遅い時刻になって晴れるというパターンです。

まあ晴れないよりはズッと良いのですが、ゲストがいらっしゃるときは
気を揉みます。

さて、アストロアーツ社のパソコン用プラネタリウムソフト「ステラ
ナビゲータ」がバージョンアップしVer.10になりました。

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スタパとしては天気の良くない日にゲストに星空解説をするのに
使ったり、観測や天体写真の準備をするのに使ったりと、ほとんど
商売道具のひとつになっていますので早速バージョンアップして使って
います。

今回のバージョンはなかなか気合いが入っていて、ネットとの親和性が
向上していたり、画面の星図上にお絵かきができたりと、いろいろ
便利になっています。

個人的にとても気に入ったの表示している星図に自由に線が書き
込めるようになったことです。

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プラネタリウムの画面上で星空の目印(たとえば春の大三角や乙女の
ダイヤモンド)などを説明するとき簡単な線を入れたいと思うことが
これまで多くあったのですが、簡単にできるようになりました。

描いた線は星の日周運動と一緒に動かすこともできるし、地平座標に
固定することも描く前に選択が可能です。

また夜空の目印(大三角など)は今回のバージョンからソフト上に
登録されていて(個別には出せないですが)星図上に表示が可能に
なりました。

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星図上で任意の天体(たとえば下の図では火星)をクリックすると
従来と同じようにその天体のデータが表示されるのですが、その下に
アストロアーツサイトの投稿画像ギャラリーに投稿された画像を
閲覧できるようになっています。

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たとえば現在接近中の火星ならわりと新しい火星の画像を見ることが
できて参考になります。

火星だけでなく様々な天体の画像が投稿されているので、メジャーな
ところであればほぼ選んだ天体の写真を見ることができます。

高機能なソフトなので新規で購入すると高いですし、バージョンアップ
して行くのもお金のかかかるものですが、とても便利なソフトで手放せ
ません。

スタパオーナー について

たくさんのかたに星空の美しさ、楽しさを知って頂きたくて、天体観測のできるペンションを開業しました。
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