台風８号の接近で荒れ模様の天候。
今日明日のゲストからはキャンセルが入り、外作業も出かけることも
できず、家の中でPC作業の一日でした。
さて夏の星座シリーズ、今日はりゅう座です。
りゅう座は大きくて長～い星座ですが、ほとんどが暗い星でできて
いるので、マイナー星座の部類に入ります。
でも星の並びはダイナミックに夜空をうねり、まさにそこに竜がいる
ように思えるほど見事です。
まるで北極星を守るように小北斗を取り囲んでいる姿を夜空で見つける
ことができたらきっとわくわくします。
ギリシア神話ではヘラクレスの１１番目の冒険に登場する金のりんごを
守るドラゴンということになっています。
大きな星座ですが望遠鏡で見て楽しい天体はほとんどありません。
有名どころではα星トゥバーンがはるか昔、エジプトでピラミッドが
作られていたころ北極星として使われていました。
トゥバーンはりゅう座の中ではそれほど明るい星でないのにα星なのは
その当時からりゅう座があって、トゥバーンが特別な星(＝北極星)で
あったからです。
それからペルセウス座流星群、ふたご座流星群とともに三大流星群
と呼ばれる四分儀座流星群というのがあるのですが、四分儀座という
のは現在では使われていない星座でりゅう座の一部でした。
ほかにりゅう座流星群というのがあるので区別するために古い星座の
名前を使っているようです。